備忘録
今週の本
夢枕獏 男の貌
プロレスも釣りも全くわからないが、なぜかそれらの虜になった気分を味わう。
「男の臭い」といえば良いのか
たまらないぞくぞくする色気とともに。
やはり獏さん。
読書の虫を呼び起こす、いい作品でした。
同じモチーフを違った視点でまとめあげる。
この作家さんだけに限らないかもしれないが
この方のストーリー構成は素晴らしいと思う。
ただ、やはり電車向きの本ではなかった。
涙腺が脆い私は今まで読んだこの方の作品
全てもれなく涙涙なのだ。
有栖川有栖 怪しい店
推理小説はこういうタイプの書き方は
読みやすく登場人物を映像化しやすいので
より一層物語を楽しめるので好きだ。
関西弁というところも私にとってはプラス要素。
他の作品も気になるところだ。