新人
人を教えるのは
本当に難しい。
自分の思う「常識」がない
相手に教えるのはなおさら…。
入社して3週間。
イマイチ掴めない新人さん。
やる気があるのかないのか?
そもそも仕事をする、ことが
どんなことなのかわかっているのか?
ふむ。
どうしたものかね。
忘備録2
鉄の骨 池井戸潤
社会人になって知る自分の力ではどうすることもできない「大きななにか」
それに縛られることが嫌で嫌で、知らずうちに全力で反発して、疲弊していった20代。
それに流されることをまた良しとしつつあった今。
そんな流される自分がガツンと拳骨を喰らわされた一冊。
遅くはない。今出会えて良かった。
幻坂 有栖川有栖
妖をモチーフにした本は好きなのだが、いかんせん読みにくく、ちっとも内容が頭に入ってこなかった。
大阪の地形が馴染みがないせいか、とも思ったが、私の想像力が至らない結果だろう。
この作者の作品については、今度からは中身を少し味見して選ぶことにしよう。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾
依然から気になっていたのだが、なんとなく作品の感じが掴める気がして敬遠していた。
ギスギスしていた心が癒される物語だが、再び手に取るか?と言われればそういうものではない。
本が好きな比較的若い学生さんにオススメかもしれない。
月神祭 夢枕獏
ぞわっとする気持ちの悪さ、妖艶さ、不気味さ、そして神々しさ。
描写から想像したくない絵面がありありと浮かび、気持ちが悪いのに引き込まれ、呑まれてゆく。
作家贔屓はご容赦いただき、やはり、やはり期待を裏切らない世界がココにもあることに、安心感と悦びを覚える。
人はいつでも人でありながら「バケモノ」である。
どの作品にも必ず潜む「呪」が、やはりいつも私の心を捉え離さないのだ。