備忘録
今週の本
夢枕獏 男の貌
プロレスも釣りも全くわからないが、なぜかそれらの虜になった気分を味わう。
「男の臭い」といえば良いのか
たまらないぞくぞくする色気とともに。
やはり獏さん。
読書の虫を呼び起こす、いい作品でした。
同じモチーフを違った視点でまとめあげる。
この作家さんだけに限らないかもしれないが
この方のストーリー構成は素晴らしいと思う。
ただ、やはり電車向きの本ではなかった。
涙腺が脆い私は今まで読んだこの方の作品
全てもれなく涙涙なのだ。
有栖川有栖 怪しい店
推理小説はこういうタイプの書き方は
読みやすく登場人物を映像化しやすいので
より一層物語を楽しめるので好きだ。
関西弁というところも私にとってはプラス要素。
他の作品も気になるところだ。
電車に揺られて
電車通勤を始めて2週間。
ダイヤに拘束される生活に慣れず
何となく家を出て目の前で電車を逃す日々。
いつの間にか、決まった時間で動く生活が
出来なくなっていたらしい。
朝の車内
夜の車内
それぞれが見せる違った顔に
自分だけが一生懸命ではないと気付く。
図書館で借りた本を読みきって
手持ち無沙汰な今日の車内。
来週は本を1冊多く借りようかな。